こどもの「やってみたい」と、AIのこれから。
AIこども研究所

解説 · 2〜6歳の保護者向け

生成AIと知育ゲームはどう違う? 親子で遊ぶ前に知りたい仕組み

カバリッチとダルダルが、形合わせのボードと創作画面を見比べるイラスト
イラスト:AIこども研究所(キャラクターを使った生成画像)

同じタブレットで遊んでいても、色を選ぶゲームと、言葉から絵をつくる生成AIでは、画面の向こうで起こることが違います。名前よりも、何を入力し、どんな答えが返るかを見てみましょう。

ルールに沿って答えを確かめる遊び

色のお手本と同じ泡を選ぶゲームでは、あらかじめ用意された色と、選んだ色が合うかをプログラムが確かめます。数字や並びを選ぶ遊びにも、制作者が決めた問題と答えがあります。問題の順番が毎回変わっても、そのことだけで生成AIを使っているとは限りません。

生成AIは、出力をその都度つくる

生成AIを使うサービスでは、入力した言葉などをもとに文章や画像を生成します。同じお願いでも違う結果になることがあり、もっともらしい説明に誤りが含まれる場合もあります。家庭で使うなら、大人が先に出力を確認する時間も遊びの準備に含めましょう。

ポータルの18種類は、ブラウザーで動くゲーム

AI子供ポータルの初版18種類には、生成AIとの自由な会話や、オンラインのAI判定はありません。問題への応答やおえかきは、ページを開いたブラウザー内で処理します。「AIこども研究所が制作した遊び」と「毎回AIが答える遊び」は分けて紹介しています。

色遊びで、仕組みの違いを話してみる

例えば色合わせの後に、「お手本と同じ色を選ぶ約束だったね」と話します。次に紙に自由な色を塗り、「今度は正解を決めずに作ろう」と誘ってみる。これは本誌の遊びの提案です。AIの仕組みを幼児が理解したと判定する課題ではありません。同じ形でも色を変えたり、選択肢を自分で紙に描いたりすれば、決まったルールから自分たちの遊びを作れます。

答え合わせがない遊びにも役割がある

おえかきや形のまちづくりでは、何を置くか、いつできあがりにするかを自分で選べます。親が見本どおりに直しすぎず、「その形は何に見える?」と聞く方法もあります。数を確かめたい日と、自由に作りたい日で、選ぶ遊びを変えて構いません。

サービス選びでは、入力先も見る

同じ見た目の遊びでも、写真や音声を外部へ送るサービスと、端末内で動くものでは確認事項が変わります。UNICEFの子どもとAIの指針は、データ保護と、仕組みについての説明を重視しています。家庭では「何を送るのか」「保存されるか」を読む視点に置き換えられます。

今日の目的から、一つ選ぶ

まず「色を見くらべる」「お話の案を考える」「一枚描く」のどれを楽しみたいか決めます。次に、子どもの入力が必要か、大人が確認できるか、途中でやめられるかを見ます。多機能な方を選ぶ必要はありません。遊んだ後に積み木や紙へ移れば、画面の外でも続きを楽しめます。

遊びを選ぶときの、三つの問い

見つけたサービスについて、大人が「答えは決まっている?」「入力した内容は外へ送る?」「結果を子どもに見せる前に確認できる?」と順番に読みます。例えば形合わせなら、形を見くらべることが今日の目的。自由な文章を出す機能を探さなくても楽しめます。説明が見つからない場合は、使う機能を絞るか、いったん選ぶのを待ちましょう。始める前に、一回だけ大人が最後まで遊び、終える場所を確認しておくと、子どもへ説明する内容も決められます。

よくある質問

AI子供ポータルは、子どもと生成AIが会話するサイトですか?

現在の18種類は、ブラウザー内で動くゲームです。生成AIとの自由な会話やオンラインのAI判定はありません。

生成AIを使うゲームの方が学べますか?

仕組みの違いだけで教育効果を比較できません。子どもが楽しめる内容、大人の関わり方、入力する情報などを確認して選びましょう。

出典と確認日

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